個別指導塾が本当に向いている子・向いていない子
「個別指導塾と集団塾、どちらがうちの子に合っていますか?」
これは、入塾相談で必ずと言っていいほど聞かれる質問です。
結論から言うと、どちらが良い・悪いではありません。
お子さまの性格や学習状況によって、向き・不向きがはっきり分かれます。
今回は、塾を運営する立場から
個別指導塾が向いている子・向いていない子を正直にお伝えします。
個別指導塾が向いている子
① 分からないところが人それぞれ違う子
・前の学年の内容があいまい
・教科によって得意・不得意の差が大きい
このタイプの子は、集団授業のペースに合わせるのが難しいことがあります。
個別指導なら、必要なところまで戻って、必要な分だけ進むことができます。
② 質問するのが苦手な子
「分からない」と言うのが恥ずかしい
周りの目が気になって手を挙げられない
こうした子は、集団塾では疑問を抱えたまま授業が進みがちです。
個別指導では、講師が理解度を見ながら声をかけるため、質問が苦手でも安心です。
③ 勉強のやり方が分からない子
・ノートの取り方が分からない
・テスト勉強の仕方が分からない
・何から手をつければいいか分からない
個別指導塾は、「勉強の中身」だけでなく「勉強の仕方」まで指導できます。
特に中学生・受験生にとって、大きなメリットです。
個別指導塾が向いていない子
① 競争がないと燃えない子
周りと比べて刺激を受ける
ライバルがいるほどやる気が出る
このタイプの子は、集団塾の方が力を発揮することがあります。
個別指導は、どうしても競争の要素が少なくなります。
② 指示がないと動けない子
「次は何をすればいい?」
「今日は何をやるの?」
すべてを受け身で待ってしまう子は、
個別指導の自由度が逆にマイナスになることもあります。
※ただし、このタイプの子でも
徐々に自立させる指導方針の塾であれば、向いてくる場合も多いです。
③ 目的が「なんとなく塾に通う」だけの子
・とりあえず通わせたい
・家にいるよりはマシだから
目的がはっきりしない場合、
個別指導の良さを十分に活かせないことがあります。
個別指導は、目標設定と振り返りがあってこそ効果が出る形態です。
大切なのは「塾の形」より「指導の中身」
よくある誤解ですが、
「個別だから安心」「集団だから厳しい」という単純な話ではありません。
本当に大切なのは、
・お子さまの現状をきちんと見ているか
・学習計画と振り返りがあるか
・保護者への共有があるか
こうした指導の中身です。
最後に
個別指導塾は、
「合う子には、非常に大きな効果が出る」
一方で、
「合わない子には、結果が出にくい」
という特徴があります。
だからこそ、塾選びでは
料金やイメージだけで決めず、実際の指導を見て判断することが大切です。
お子さまに合った学び方を、一緒に考えていきましょう。